東京ガレージ

東京ガレージの特徴と役割

私たちは、教育・心理、アートの専門的な見地から、幼児から青年までの成長本能に働きかけるための環境づくりを思案し、その一環として東京ガレージを運営しています。形態としては、以下の3つを柱とし、場の運営とプログラムの開発とを両輪にして進めています。

”何もない場所から何かを生み出す場” それは子どものもつ感性や能力を否応なく引き出します。
東京ガレージでは、楽しく心が動く体験の中で自尊心や人とつながる力、自立に必要なレジリエンスを育む機会を大事にします。

本来 ”ガレージ” というのは、隠れ家的で遊び心を刺激する実験的な空間です。ガレージを拠点にして、思いがけない何かが生まれます。子どもにとっては、非日常の空間であり、想像力や好奇心が引き出される場所です。

下町にある『東京ガレージ』の役割と特徴は3つあります。

① 多様な体験、多様な人との出会いがある
② ”路地裏” 文化を担い、子どもたちの時間・仲間・空間を守る
③ 緩く人とつながる”ホーム” なつかしく戻れる “原点” としての存在

東京ガレージのシンボル

東京ガレージのシンボルは、ケヤキの木・・そして、
世界唯一! “日本建築のツリーハウス”

平日の放課後、近隣の小学生が毎日遊びに来ます。
2018~2019年度は、年間述べ750名が利用しました。
(近隣小学校3~6年生自動総数:617名 ※荒川区)

環境を整えすぎず程よく守られた自由度の高い空間。
子どもたち自らで自由に創造できる「自分たちの場」に生まれる愛着。

掃除をして「また、明日ね!」と元気に約束を交わす子どもたち。
見送るように優しくそよぐ、ケヤキの葉・・・

東京ガレージのミッション

ガレージを基地に路地裏から生まれる、次世代の新しい文化。
子どもが子どもらしく豊かに居られる場を保証し、未来を創造する力を養います。

どんな事情のある子どもたちでも、その生涯に「ツリーハウスのあるガレージ風景と、喜怒哀楽を伴って遊んだ体験の記憶が、豊かな心の原風景として残ってほしい」と私たちは願います。
そして将来、壁にぶつかった時に立ち返りエネルギーを補給できる心の源泉となるように。

落葉樹のケヤキは、春夏秋冬の顔を見せてくれます。
寝転ぶと、その日によって色々に変わる空が見え、
野鳥が目の前の枝にとまり、巣を作ります。

何人の子どもたちがここで、空を見上げることでしょう・・・
一人ひとりのかけがえのないその経験を私たちは大切に見守っています。



児童期に必要な3つの間
       (さんま)

空間:路地裏、屋根裏などの隠れ家的な場で、同世代独自の文化を形成します。
 
時間:時間を忘れて没頭する時間が自分らしさを育み、自己肯定感を高めます。

仲間:遊び冒険し競争し秘密を共有する仲間は、成長を刺激し心を支えます。

東京ガレージは、親元から外に向かう時期に必要な環境 ”さんま” を大切に守ります。
大人たちの常識を超えて、新しい時代を創る次世代を応援します!


オリジナルプログラム

東京ガレージでは、児童期・思春期〜青年期の時期ごとの成長や課題に即して、心と頭と体を連動させる直接体験プログラムを実施しています。それぞれのテーマに長けた専門家たちが本気で子どもと向き合い、体験に寄り添います。

親元から離れた子どもたちが多様で他世代の魅力的なヒト、わくわくするコトやモノと出会い、世界観・価値観を広げてほしいと願います。

私たちの体験プログラムは「用意しすぎない」「決めすぎない」を大切にします。
現場で起きる思いがけないハプニングや化学反応こそ、子どもたちの思考力や柔軟な対応力を鍛え、自尊心や信頼感を育み、未来への挑戦意欲を刺激すると考えています。




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アクセス

東京都荒川区東日暮里3−30−9 東京ガレージ
☆ JR山手線 日暮里駅 / 鶯谷駅から徒歩10分
☆ JR三河島駅から徒歩3分


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